Kawaiiは世界共通語

「サウスパーク」と検索すると右側に出てくる画像トップが腐女子の絵なのがイラッとする。
「South Park」と英語で検索しても変わらないんだが、これ非表示に出来ないのかね。
と探してたら少々めんどくさいみたいだけど出来るっぽいのでやってみる。

そういえば17シーズンのサウスパーク観ててケニーが日本人の手で萌えキャラにされてしまうというシーンが。
自分は大変笑わせてもらったのだが、どうやら日本でケニーが「かわいい」と言われていることに疑問を持ったんだろうな。
ちょっと昔にニコ動でサウスパークの動画がアップされてる頃にケニーが出る度「かわいい」というコメントが流れてたわけよ。

自分のニコ動のアカウントにはNGワードに未だに「ケニー」「かわいい」「可愛い」が入っているほど気持ち悪いと思っていたんだが、これ腐女子の厨二病が炸裂してるだけであって、特に今回プリンセスケニーのような可愛さは求められていなかったんだよね。
今ではニコニコにサウスパークの動画が上がると数秒で消されてしまうほど厳しくなっているんだが、そこまでするならやはり字幕版のブルーレイボックスを発売してほしいところ。


で、いつの間にか日本のオタク文化は世界に広がっていて「Hentai」に始まり「Kawaii」もまた世界語として広まっているらしいんだわ。
そのkawaiiというのはどうやら英語圏のcuteとは感覚が違うらしく、とりあえずなんでもかんでも「可愛い」という日本独特の言葉の使い方に外人が面白がっているようだ。
外人が作るサムライや忍者、芸者は何かコレジャナイ感を我々日本人は感じていると思うのだがkawaiiもまたなんだか日本人と外人の間で微妙な相違があるようである。
個人的には今回サウスパークでやったった“日本風アニメ”はメチャメチャ面白かったですけどねw
眼と独特のエフェクトとSEをそれっぽくすれば確かにそれらしくなる。

「チンポコモン」の回の時もとりあえず眼を^^にしてたもんな。
今回のはそれよりレベルアップしてるけど。
もう日本人の金太郎飴アニメより外人に日本風アニメ作らせた方が面白いんじゃないかと思ってしまったほど。

あとサウスパークはよく反日的だと言われるが、トトロやミサトさんを登場させてる辺り割と日本通なんじゃないかと思う。
シーズン17の別の回でハラキリ演出して介錯人まで描いているし…日本人でも介錯って知らない人多いんじゃない?
シーシェパードの回から一気にサウスパークから日本人離れてしまった気がするがスタッフは日本大好きだと思うぞ。


自分とサウスパークの出会いは小学生まで遡り夜な夜な兄と二人で観ていたのを覚えています。
当時は全く意味がわからなかったので、ただグロいだけで、深夜にいけない番組を見る感覚ってだけだったんですけどね。
今は「つまらない」という声も多く挙がる中、やっぱり面白いので見続けています。

ただ全話ずっと観てきたほどのファンなのに、本当にいらない邪魔が入ったんですよね。
それが腐女子。
主人公4人を美男子化して絡ませる。ファンとしてこれほどショッキングなことはなかった。
その汚らわしい絵がネットに蔓延る。

ああ、ちなみに一応補足するとBL絵じゃない絵は腐女子じゃなくて女ヲタだからというのは無しね。
ああいう画風の絵は自分の中では全部腐女子に分類してるから。
やってることは違うだろうけど、気持ち悪さのレベルは全く変わらないからね。
まさにゴスとエモの違いみたいなw


唯一幸いなのはこれを制作スタッフが勘違いしてくれたことだ。
BLそのものは世界にも広まっているが、サムライ・ニンジャレベルの認知度である。
外人のセンスではあの腐女子の気持ち悪さは描けないと思うので今のところは暖かく見守っている。
そもそもゲイ=ダサいって風潮があるからどう傾いてもゲイからBLという変化はしないと思うんだよね。


腐女子は基本的に内容はどうでも良くて絵柄と、厨っぽい演出さえあれば「アタシイケテル」と思い込む民族なので意味がわからない時事ネタ回は「つまらない」と揶揄する。
更には外国の作品+エログロ+デフォルメ絵をイケメン絵にしてホモ化という厨には堪らない要素が満載なので腐女子が群がるのである。
確かに近年はつまらないと思う回が増えたが、明らかにつまらないと思うツボが一般人と腐女子では全く違う。

「つまらない」と感じるのもなんか嫌なんだよね。
こういう短編シーズンものって長く続けば続くほどそういう回って絶対出てくるじゃないですか。
だからサザエさんなんかは昔やったネタをちょっと改変するとか使い回すとかしてるわけで…でもサウスパークとかシンプソンズみたいに時事・芸能をブラックジョークにしてるタイプの作品はどうしてもつまらない時期っていうのは避けられないよね。


なのでまぁ意外なところで苛ついていた「ケニー可愛い」をサウスパーク風にイメージを直してくれたので今回のシーズン17は今のところ神回続いてます。


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新ハード

サウスパークを観るまでXboxの次世代機を知らなかった件。
結局次世代機が出るまでPS3もwiiも買わなかったわけですが、久しぶりに次世代機買ってみようかなとか思ってます。

ちなみにサウスパークシーズン17では3話続けてXboxoneVSPS3の戦いをやっていたわけですが、サウスパークがXboxでゲームを出すということで最終的にXboxが勝利するという盛大なステマをしていましたね。
でもPSも嫌いではないらしく、日本アニメ風な演出やミサトさんを登場させる等の日本通っぷりを発揮されていました。
任天堂は完全スルー。あっちじゃ任天堂ハードは全く眼中にないのかな。ポケモンとかやってると世界中でプレイされてるっぽいけど二大巨塔はマイクロソフトとソニーなのか。

自分もサウスパークのゴスキッズと同じで安くなってから買う派で待っている間にハードの小型化とか付属品とか新型とかバージョンアップ版とか容量が違う版とかいろいろ出されて結局買わずじまいに終わったのがPS3。


お陰でPS3のソフトは一本も購入していないので互換性がない云々については文句はないんですが、PS2以前の作品ももちろんゲームアーカイブスで出来るんですよね。
PS3のソフトもそのうち付属品の再生機器みたいなのが出来るとか出来ないとかいう話はありますが、個人的には過去作が如何に楽しめるかというのが一番気になるところであって…
結局のところSteamでゲーム買うのが一番という結論になってしまいます。


それに発売直後に購入すると必ず発生するのが初期不良。
PS2まではそんなの気にしたことなかったのにねえ。
だからネットで評判聞きつつって感じなんですが、今PS3二万以下で購入できるし、vita買って他のソフトやるっていう手もあるしいろいろ迷っております。


でもPSとXboxって大体同じソフトを両ハードで出しますよね。
コントローラーの使い勝手がどうっていう問題で。

というかwiiUって致命的に空気ですよね。心配になってくるくらい。
任天堂の据え置き機はニンテンドー64から購入していないんですが、まぁ任天堂は携帯機が上手くいってるからいいんじゃないですかね。


でもまず自分の問題はブラウン管テレビをどうにかしろという問題でまずそこからなのと、プレイする時間があまりないというのが現実としてあります。
年末年始で部屋の模様替えもしたいけど、やっぱりなんだか脱力感で動けない…

ほんとはペットも飼いたいんですけどね。
『宇宙人ポール』に影響されてコミコンも行ってみたいんですけどね。
やっぱり時間がないですね、いろいろと。


【ネタバレ】最近観た映画

最近観た映画まとめて感想。
特にこの頃印象に残る作品に出会えていないのでまとめて一気に。

ドクタードリトル』シリーズ

ドクター・ドリトル DVD コレクターズBOXドクター・ドリトル DVD コレクターズBOX
(2002/02/08)
エディ・マーフィ、クリスティ・ウィルソン 他

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有名な作品なのは知っていましたが、ちょっとイメージとは違いました。
最初からエディ・マーフィは獣医で、次々やってくる動物を言葉を交わして診察するってなストーリーかと思ったら違うんですね。
1は自分自身の能力について拒否しながらも仕方なく動物を助けてやろうっていう感じ。
2も特に獣医的な仕事をするわけでもなく熱帯雨林を守るためにサーカス熊を森に帰すという話。

獣医の話ということ期待しなければコメディとして普通に面白いですが、ビデオシリーズとなった3からはエディ・マーフィは未登場で娘が活躍する話に。
3は思春期になった娘を牧場キャンプに。動物いっぱいで父親から受け継いだ動物との会話能力を活かせるかと思いきやマヤと動物の絡みはほとんどなく、ドリトルである能力はあまり見られず。
4は大学進学を控えたマヤの話。大統領の犬が言うことを聞かなくて困っているので助けてほしいとの依頼だが、3よりはマシだけどこの作品でも動物達はちょい役。子は父を越えられないというのがハッキリしてしまいましたね。
ファイナルは観てません。なんとなく予想出来るしやっぱエディ・マーフィが主人公じゃないと…

3からはビデオシリーズだから仕方ないとはいえエディ・マーフィじゃなきゃドリトル先生は無理だったなぁ…
というかシリーズ全部に言えることはドクターやってないじゃん!ってところだなw虎の手術しただけで、妙な芸が出来る動物をVFXで適当に登場させてるだけ。
まぁ、1,2は観ても面白いとは思います。
ただ獣医の話ではないのでその辺ご了承。



クロニクル

クロニクル [Blu-ray]クロニクル [Blu-ray]
(2013/12/04)
デイン・デハーン、アレックス・ラッセル 他

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観た後に面白かったと感じた作品。
映画のカメラワークは全て素人がビデオカメラで撮影したような映像で構成されています。
突如超能力のパワーを手に入れた高校生3人。
最初は3人仲良くイタズラしたりしているのですが、3人のうちの一人が問題児。
父親からの虐待、学校ではいじめられっ子。
そこへ超能力を得たことをきっかけに2人親友になってくれるのですが、元来家庭内で育まれた悪の心で超能力を悪い方向に使い始めてしまいます。

もしアメコミヒーローのような超人パワーがある日突然宿ったら?
ぶっちゃけ中高生のような子供では「オレツエー」がしたくなって正義の為に力を使うのではなく、イタズラや破壊をしたくなってしまうでしょう。
しかし親友2人はぼっちの超人を学校の人気者にしようとしたり、家族の悩みを聞いてあげようとしました。
最終的には懸命に止めようとした親友がぼっち超人を殺してしまうのですが、どうにもこのぼっちを救えなかったのかなというのがモヤモヤ。

何故なら冒頭から酒乱の親父と重病の母親の場面は描かれていたのだからきっと親友達が両親を救うだろうと思ったから…
あのクソオヤジは結局生き延びているし、母親は父親が息子を探しに行った間に死んでしまったし救いようがないEND。

慎ましく能力を使っていれば良かったのにね…
ちなみに何故超能力を手に入れたのかは最後まで明かされません。
いや、この作品を視聴するにあたってそんなことはどうでも良いのです。





ほんとそんなところかなぁ…
そういえば近くに大きなシネマが出来たお陰でパンフレットだけ買いにいけるようになりました。
映画館で映画を観るのも数十年振りにとは思うのですが、こんな近くで映画グッズを買いに行けるようになるとはちょっぴり収穫。


【映画】モンスターな映画

休日に仕事のことで心休まらない時に観る海外産CGアニメ映画。
最近は『モンスターズ・ユニバーシティ』『モンスターズ・インク』、『モンスター・ホテル』を視聴しました。

まずはピクサー作品の方から。


というか、モンスターズは続編出てたんですね。
続編というより前日譚だけど。
『モンスターズ・インク』は当時観たか観てないか曖昧だったし、あらすじも大体知っていたのでずっとうろ覚えのままって感じでした。
しかしユニバーシティの方を観て、インクのネタがだいぶ入ってるらしかったので合わせて観ました。

『モンスターズ・ユニバーシティ』はサリーとマイクの大学時代の話。
もちろんネタバレ有りなので要注意。
インクではサリーが主人公でしたが、ユニバーシティでは主にマイクが活躍します。
そして性格もだいぶ違っていたりします。

何も努力しなくても生まれ持った怖い顔と図体で天才肌のサリー。
一方日々勉強努力で教科書ばかり読んでいるが、モンスターとしては全然怖くないマイク。

マイクは大学でもダサダサなクラブ(そういえば日本には大学クラブっていう文化ないですよね)で追放された怖がらせ学部に復帰を試みるのですが、なんやかんやで退学。
学長は二人の努力を認めたけど退学処分ばかりはどうすることも出来ず、新聞の求人広告で「モンスターズ・インク」でバイトから働くことに。
二人の活躍は社長から買われ、ついに怖がらせ屋に。


そしてモンスターズ・インクのエースとなったサリーとマイクのコンビが人間の子供を…というのが『モンスターズ・インク』。
最終的に怖がらせるより笑わせた方がエネルギーになることが判明してモンスターズ・インクは笑わせ屋としてエネルギーを供給する会社に。


となると、おかしくなってきてしまうのがモンスターズ・ユニバーシティ(怖がらせ学部)の存在意義。
人間の存在意義。
怖がらせるより笑わせた方がエネルギー効率が良いなら当然怖がらせ学みたいなのは一切なくなるだろうし、サリーの証明で人間の子供や持ち物が猛毒であるという事実も歪んできた。
怖がらせ屋に憧れて育った子供達も可哀想。(他の怖がらせ会社もあるらしいけど、笑わせ稼業に転身するだろう)
だからどうしてこのタイミングで前日譚を作ったのかな?という疑問。

後日談なら人間との絡みでどうにもいかなくなってしまうもんな…

ともかくインクの方が面白かったです。
ユニバーシティは…“お化けにゃ学校も試験も何にもない”であってほしかったねぇ…モンスターの世界は自由で子供達の夢。
モンスターもつまらない人間関係に悩まされたり、就活で悩むのかぁって…インクを小中学生で観てユニバーシティを大学生で観たらなんだかリアリティ感じて嫌になりそうだ(笑)

ちなみに吹き替えは10年経っても変わらずあの二人。
芸人だけどあのコンビなら許せる。
高木渉のマイクもかなりハマり役だけどなw



てな疑問の中、視聴したのが『モンスター・ホテル』。
ソニー・ピクチャーズ製作の長編3Dアニメーション。

こちら日本ではあまり知名度が薄いのですが、米国では初登場1位を獲得するほどの作品だったんですって。

ディズニーやピクサーと違って個性的なキャラクターというのは存在しなくて、ベタベタなドラキュラやミイラ男、狼男、フランケンシュタインがドタバタ。
『モンスターズ・インク』と共通しているのは、

・モンスターが人間を怖がっていること
・人間がモンスターの世界に迷い込んで大騒ぎになること
・最後はモンスターと人間が仲良くなる


しかしその出来はかなりのものでへそ曲がりの人間は「『モンスターズ・インク』のパクリ」で終わってしまうかと思いますが、個人的にはこれはこれで良いと思います。
これは他でも評価されていますが、エンディングのアニメーションはすごく良かったですね。それだけでも観る価値があるくらい。
あと個人的にはデブッチョのミイラ男が好きでした。

ちなみに吹き替え版はかなりタレント声優使っているので抵抗ある方もいると思いますが、その点主人公のドラキュラ役の山寺宏一がほとんどカバーしてくれているのでオリエンタルラジオのなんとかって奴が気に障らなければ普通に観られると思います。



で、これまた近年のモンスター作品に共通していること。
“最近の人間はモンスターを怖がらなくなった”
『モンスターズ・インク』ではこれが死活問題になっているし、『モンスター・ホテル』では100年以上も城に篭っていたため世間のモンスターに対する目線が変わったことを知りませんでした。
確かに我々人類は今目の前にドラキュラやエイリアンや幽霊が現れてもちっとも驚かないですよね。

彼らの存在というのは科学や文明が発達させる上で必要とされた人間の想像物であり、それらが科学等で解明された以上畏怖の対象でもなくなってしまったわけです。
子供達はクローゼットやベッドの下ではなく、アニメやゲームでもっと恐ろしいものと戦っています。
しかしその昔は魔女や魔法、モンスターの存在が信じられていて割とマジで畏怖の象徴だったわけです。
日本だって、鬼や天狗、カッパ等の妖怪がいますし…

それで時代が移り変わり、お互いを恐れるあまりにモンスターの方が人間を恐れるようになってしまったわけですね。
きっと彼らの方が力も科学をも超えた力を持っているはずなのに。

まぁ実際にモンスター自体存在が実証されていないんですけどね。残念ながら。
全て人間の想像か、映画か、サイコキラーか、身体精神障害者か、動物の見間違いとか…


今人類が恐れるものは細菌・ウイルス、テロ、自然災害といったところか。



そろそろ『宇宙人ポール』みたいにフランクなノリで出てきてもいい頃だと思うんですが…



【映画】猿の惑星 創世記【ネタバレ】


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猿の惑星 創世記』という映画をこれまた今更視聴しました。
そもそもオリジナルの『猿の惑星』を観ていないので全く予備知識無しで観たわけですが、それなりに楽しめました。

これも『シックス・センス』と同じでオチは有名過ぎてとっくの昔に知ってました。
だからオリジナルを観る気にはなれず、シリーズも結構あるとのことなので、わりかし観やすいと思われる最近のものをチョイス。

この作品に出てくる猿はハッキリとは言えませんが、少なくともシーザー役は人間がつとめているのだそうです。
これに限らず動物が出てくる作品は人間が演じていることは珍しくないようで、激しいアクションシーン等は虐待ではないかと一瞬思ってしまうくらいでした。まぁいくら芸仕込んでもあそこまで出来ないですよねw
サーカスなんかだと未だにあるらしいですけどね。

あと日本だと『子猫物語』も虐待らしいですし、一時期一世を風靡したパン君(だっけ?)の調教師も相当基地外だったよなぁ…
穏やかそうな顔してめちゃくちゃ性格悪いらしいですね。動物を金の道具としか思ってないし。


そもそもこの創世記は主人公の科学者がアルツハイマーを治す薬の研究をしていて偶然完成してしまった薬をアルツハイマーの父にコッソリ投与してしまったのが始まり。
しかし主人公は決してこの薬を売って儲けようということで研究していたわけではなく、アルツハイマーで苦しんでいる患者や家族の負担を減らし、患者もまたいつもの生活に戻れるようにと願って何年も研究してきた。
それが上司に「その実験をするのにいくらかかると思っている。臨床試験の援助などできん!」と突っぱねます。
主人公は研究所からコッソリ薬を持ちだして父に投与。アルツハイマーは改善されるどころか本来の知能を上回る力を発揮し、この効果を上司に伝えると喜んで研究の援助を提供しました。
それに加えて主人公は実験用チンパンジーが運ばれてくる中で、いつかシーザーにも出会えるという希望も持っていたのでしょう。

予想以上の効果を見た上司は主人公の制止を振り切ってチンパンジーにどんどん薬を投与します。
主人公には研究所の薬を勝手に持ち出して家族に投与していた弱みがあるので逆らえません。

そののちシーザーとその仲間達が反乱、研究所も破壊して仲間は更に増加。
この薬は人間には一時期に効果はあってもきちんと臨床試験をしなかった為に副作用により死亡。
霊長類には副作用はなく、人間と同じか、それ以上の知能をすごいスピードで引き出す薬となりました。しかも遺伝。
上司はその後猿と人間の攻防の中でシーザーに見放され落下死。

シーザーは幼い頃よく連れていってもらった国立公園で仲間と一緒に定住することにしました。

ただ最後育ての親との愛情がほとんどなくなってしまったのは残念。
虐待保護施設に入れられ、人間への恨みが蓄積していったとはいえ、主人公は何度も会いに行っては手を握り締め「必ず連れて帰る」と伝えているのだし、何より感情と人格(?)の形成が一番形作られる時期に痛い程の愛情を持って育てられたわけじゃないですか。そういう感情って人間より動物の方が強いと思うんだが…
せめて「父さん、たまには森に会いに来いよ」という会話があっても良かった…そういえばシーザーは一度も主人公のことを「お父さん」と呼ばなかったなぁ…
「シーザー ウチ ココ」じゃなくて「オトウサン サヨナラ」の方がウルッときたわ。
どうせ喋るなら「お父さん」って言ってほしかったよなぁ…だから住処にもあの公園を選んだんだろ。
ちょっとだけでもいいから恩返し的なシーンが見たかったわ…

大人になってから人間への憎しみが増大し、いずれは地球を征服するというのは何か違うような気がします。
シーザーならば良い人間と悪い人間の区別はハッキリわかっているのだから、人間を支配するより共に共生する道を選ぶことは出来なかったのかと疑問に思いました。
その辺りが続編への繋ぎへ「強引過ぎる」と言われる理由なのかな。


・人間らしさ
主人公はアルツハイマーを治すことで元の人間らしさを取り戻す為の薬の研究をしていました。
しかし自分の利益の為ではありません。
が、その実験の為に何の罪もない霊長類達が捕まえて来られて利用され、自然から隔絶される。
そもそも「人間らしさ」とはなんでしょう。
病気の老人を薬で生きながらえさせることが自然でしょうか。

一方、チンパンジーの子供を人間が育てることもまた一種の「人間らしさ」と言えます。
他の動物同士でもそういうことはありますが、積極的に保護し、育てるのは人間らしいといえるでしょう。

また、保護施設として霊長類を虐待していた施設の人間達もまた悲しいことに「人間らしさ」ではないでしょうか。
動物なんて閉じ込めて適当に運動させればいい。
力が上だとわからせるために電気や水を浴びせかける。
力や体は圧倒的に霊長類の方が上なのに…


・動物らしさ
動物には人間らしさなど知ったことではありません。人間の為に実験されているのが当人達にわかるのならそれは憤慨ものです。

シーザーは国立公園を訪れた時に首輪を付けられた犬を見て嫌悪感を抱きます。
何故支配されているのか、自分は人間よりも下等の存在なのか。そんな扱いを受けるのは不思議だし人間と同じでいたい。
そんな疑問を持たないのが本来の「動物らしさ」であるのですが、シーザーは「人間らしさ」を獲得したので首輪を嫌がるようになりました。
実際動物達が人間に支配されている状況についてどう思っているのかはわからないですけどね…

人間が動物を首輪や檻で支配するのは劇中でもヒロインが言っていましたが、人間達よりも「力も体も大きいこと」から。
人間の知能を持ったまま、なおかつ「動物らしさ」を兼ね備えた生き物はそれこそ立場が逆転するでしょうね。


何かこの手の話になるとどちらかがどちらを支配するという形が生まれるのですが共生って出来ないもんなのかねぇっていつも思う。
エイリアンだろうが地底人だろうがモンスターだろうが。
まぁ人間同士も人種間の争いが散々あった結果、今まずまずの状況であるわけだけど。
一時期は「黒人に教育を受けさせてはいけない」とまで言われた時代もあったんだし。


とりあえず機会があれば他のシリーズも観てみます。


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