【映画】ザ・コーヴ

今日は映画。


ザ・コーヴ』(2009)

THE COVE
監督:ルーイー・サイホイヨス
出演:リック・オバリー 他
★★☆☆☆(32点)
IMDb評価:8.5/10 39,585



シーシェパードらがしている行為は明らかに犯罪だし、テロ行為なので彼らの行為には賛同できない。
が、この映画はいろいろな側面から検証していて面白かった部分はあった。

リック・オバリーという人は元イルカ調教師。
調教していたイルカの一頭が死んでしまったことで保護活動に立ち上がる。
自身が手がけたイルカの番組で世界中の水族館でイルカショーが広まってしまったことに後悔の念を抱いている。

よく日本の意見で「日本だけ攻撃するなよ」って声があるけど、実はアメリカやロシアにも抗議運動やってて、ロシアで抗議運動やった活動家は殺されてるという話だった。
太地町でも「漁師はナイフを持っていて私達を殺しかねない」と言っていて多分漁に使う道具をナイフと表現しているのだろうが漁師達の暴力的な姿が映されていた。

あくまで保護団体の視点なので偏った表現になっていると思うが、自分は少なくとも太地町で年間2万頭も捕獲され、イルカの調教師に売る、食用は入江で処分されるという実情は知らなかった。
世界の水族館に売る行為は確か最近禁止されたんだっけ?


ただやっぱり日本人として納得いかないのは「他の家畜を食べることと何が違うのか」というところであり、その理由が「イルカは人間と同じくらい頭が良いから」という部分。
その辺の理由がハッキリ検証されていないからやっぱり納得いかないよね。
映画の世界での評価は物凄く高いんだけど。


一方で、ここまで国際非難を受けながらも頑なにイルカの追い込み漁を続けるという太地町の主張もあまり賛同できない。
映画では日本人に「イルカ漁を知っているか」というインタビュー映像があって全員が「知らないし、食べたくもない」と答えた。
しかも太地町でもイルカ肉は「クジラ肉」という名称で売られているとのこと。

老害の人たちは「クジラの竜田揚げはうめえなぁ」と口々に言うけど、自分自身食べたいと思わないし、食べる必要がないからどうしてそこまでムキになるのかわからないんだよね。


あと関係ないけど、太地町に入ると部外者が警官や一般人に付け回されて撮影されるってのが超怖かったw
ゲームの『SIREN』を思い出してしまった。
保護団体の嫌がらせ行為に対抗してるのはわかるけど、ホラー過ぎるわ。
同じ日本人としても太地町には近づきたくないと思ってしまった。


偏見だけでこの映画を見ないというふうにしてたけど、見て良かった部分もあった。
あくまで客観的に捉えることができるなら見てもなんとも思わないというか…
途中「俺たち『オーシャンズ11』みたいだ」とか言いながら隠しカメラの潜入設置はちょっと面白かった。違法だけど。


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【映画】WARLD WAR D ワールド・ウォー・デッド

今日は映画。



WARLD WAR D ワールド・ウォー・デッド』(2013)

RIDGE WAR Z
監督:アレック・ギアハート
出演:ドミニク・マーセル 他
★☆☆☆☆(20点)
IMDb評価:2.8/10 103



とりあえずゾンビ物だったら何も確認しないまま借りるんですが、非常に紛らわしいタイトルに釣られたので注意喚起の意味で記事にします。


↑これとは何の関係もない作品なので借り間違いに注意。
こっちは普通に良かったのでオススメです。


で、この映画はゾンビ物と思わせて実は「戦争とは何たるか」というのがメインテーマで、ゾンビは開始40分を過ぎても出てこない
ジャケットから激しいアクションを彷彿とさせますが、アクションもほとんどといっていいほどありません。

延々とダラダラした展開が続きます。
そして最後に「戦争に関わる人に捧げる」みたいなテロップが出て終了。

そもそもゾンビである必要があったのか…
敵がテロリストなど、対人間ではなく架空の化け物であるゾンビという設定で最後のテロップは実際の軍人に失礼じゃないかと思ってしまった。


一応海外サイトで調べたところ、この映画はわずか1000$の予算で作られた作品らしく「これだけ低予算でよくやってる」というフォローが入っている。
それなら仕方がないと思いたいところではあるが、そんな低予算の作品の輸入・販売を考えた日本の業者が腹立たしい。
どうせ『ワールド・ウォー・Z』と見間違えさせようぜという魂胆でこんな邦題を付けたのだろうし、ゾンビ物だったら一定数まんべんなく借りる人がいる。
それでも元取れるのか疑問だけど。

恐らくブラピファンってだけの人は間違えてそう。

ともかくゾンビ映画としても、戦争映画としても退屈なのは間違いないので自分はあまりオススメしないですね。


ポケモンと歩んだ20年【初代編】

今更ながらではありますが、『ポケットモンスター』が生誕20周年を迎えたということで初代からのファンとして思い出を書き綴っておこうと思います。

因みに廃人ではなく、普通に一周して1ロムにつき500時間程度しか遊んでいないので対戦などは高レベル過ぎて手が出せません。

ポケットモンスター赤』(1996)

小学校低学年の頃でした。
第一報はテレビのコマーシャルだったような気がします。今でも映像を鮮明に記憶しています。
子供心に火を付けるのはたった15秒のCMなんだと実感します。

それから子供向け雑誌を兄と読んで前情報を仕入れていたのだと思いますが、二人でどっちの色を買うか相談していました。
二人同時に「赤」「ヒトカゲ」希望でしたが、3つ上の兄は自分を気遣って「じゃあ僕は緑、フシギダネにするよ」といってくれました。

ところがヒトカゲというのは最初のジムリーダー・タケシ戦では不利な環境であった。
自分は代わりにポッポを育てていきました。
タケシ戦で不利なのはポッポも変わりありませんが、続くカスミ戦でもヒトカゲは不利で出番無し。
スターミーに頭を悩まされました。

当時は手持ちを入れ替えて育てるとか考える頭がなかったのでポッポだけを先頭にしている状態でした。

ヒトカゲはリザードに、ポッポはピジョンに…と育っていきましたがピジョットだけが活躍するようになってからはリザードは使わなくなり、ボックスに預けたままポケモンリーグへ…
この頃は特にタイプの相性を考えなくてもレベルさえあれば勝てたので後半は「つばさをうつ」を連発してただけのような気がします。


そして小学生心をくすぐるチートネタが突如舞い込んできました。
「レベルを100に」…「ミュウを釣る」…「けつばん」…「アネデパミ」…
情報元は全て兄でしたが、兄は一体どこから情報を得ていたのか今でも謎です。


世間ではポケモンブームへと発展。
アニメ、グッズとまんまと戦略に乗っていきました。

ポケットモンスター青』(1996)

コロコロコミック誌上で応募者全員販売となったマイナーチェンジ版。
内容は同じとわかっていてもやっぱり欲しかった。

親にせがんで応募してもらったはいいものの親は宅配便を受け取るのが面倒な人十数回以上在宅なのに不在届けが入っていて学校のみんながプレイしてるのに自分だけしばらくプレイできなかった思い出。

青はどのポケモンを選んだか覚えてないです。
やっぱりポケモンのグラフィックが一新されてたのが良かったですね。

青バージョンは金銀発売年に一般発売。
今でも中古ショップに売ってたりするんじゃないかな…?


ポケットモンスター黄』(1998)

アニメの人気に伴って発売した黄色バージョン。
内容はこれまでの赤・緑・青と変わりないが、ピカチュウが強制加入、ライバルがイーブイをパートナーにするなど若干変更されている。

ピカチュウは主人公の後ろをついて歩いて話しかけるとご機嫌によって反応が変わる。
GBながら大谷育江のボイスが入っている。

やっぱり学校でみんな持っていたので自分も買ってもらってたって感じですかね。
この頃になると兄もポケモンに興味が薄れかけていた。

長くなったので金・銀以降の話は次回しますが、初代から続編まで3年間なのにえらい長く感じましたね。
その間マイナーチェンジやら何やらやっていたのに。


【ゲーム】FF13 序盤

今日はゲーム。


『大神』が終わったので次は何をプレイしようかと思っていたら『FF13』と『FF13-2』が安く手に入ったのでプレイしてみることにした。

これまでのFFシリーズはオンラインを除き、発売後すぐにプレイしていたが、当時リアルが忙しかったのと世界観がどうも合わなかったので手を付けずじまいだった。
そしたらあれよあれよとスピンオフ作品がいろいろ出てますますややこしそうな感じになったので更に遠のいた。

『FF10』は続編が出ても許せるくらい作り込まれた世界観だったし、まだ旧スクウェアメンバーがやってたから素晴らしい作品だったけど、『FF13』って発表当初から3部作になるみたいなこと言われてて「だるいな」と思ってた。
だってまだこの他にも『FF零式』ってのもあるんでしょ?

なんかちょっともう付いて行くのがキツイですわ。


まぁまぁ、前置きはこれぐらいにして…
ネットでは”一本道ゲー”との評判でそれはさすがに言い過ぎだろと思ってたらほんとに一本道で…
チュートリアルだから一本道なんだよねと思ってたら多分今はもうチュートリアルではないと思う。
いや、これで複雑にされてもまた困る世界観なので逆に一本道で助かるんですけど。

とにかく世界観がどんよりしてるかなぁ…
どうしてもFF10と比較してしまうんだけど、青い空、青い海、豊かな自然…引き続いてFF12も明るい感じだったからなんだか物々しい雰囲気が続いて不安に。
とはいっても過去作で例えばミッドガルなんかは外出るまで長かったけど…

あとノムリッシュ用語についていけなくなりましたわ。
完全にユーザー置いてけぼりですよね。
FF10ではティーダというプレイヤーの代理がいたからわからなくても誰かが説明してくれたけど、FF13は勝手に話がどんどん進んで勝手に回想シーン繰り返して…B級映画みたいになってる。
イベントシーンは全部飛ばせるっぽいけど5分置きくらいにイベントシーンがある。
10分置きくらいにセーブポイントがあるし。

そしてバトルね…
自分はこれまでのFFシリーズはほとんど極限まで極めていたんだが、バトルシステムも意味不明だ。
まずこれまでのRPGの形式を覆している。
リーダーだけがコマンドを選ぶことができ、作戦変更で回復や補助を行う。
リーダーが倒れたらゲームオーバー。他のキャラには引き継がない。
あとMPってのがないみたいで魔法は使いたい放題。

FF10のスフィア盤みたいなのがあって、溜まったポイントで強化。
武器やアクセサリもアイテムで改造するようになっている。

特に経験値稼ぎをするってことはない。
突然ボス戦、召喚獣戦という無茶振り。
雑魚でも強敵だとゲームオーバー連発する。
雑魚でボス並に固すぎるって正直飽きてくる。

そんな感じで長~いノムリッシュイベントと、長~い雑魚敵戦の繰り返しで1時間もすると飽きてくる。
ほんとはイベントふっ飛ばしたい。

『大神』は一日12時間プレイしてたのになぁ。


まぁまだ中盤にも達してないだろうからなんとも言えないけど、クリアまで時間かかりそうですね。


【映画】パラドクス【ネタバレ】

今日は映画。


パラドクス』(2014)

EL INCIDENTE/THE INCIDENT
監督:イサーク・エスバン
出演:ラウル・メンデス 他
★★★★☆(80点)
IMDb評価:6.6/10 343



いろいろ衝撃的な映画でした。
2回以上観ないと何がなんだかわからないと思いますが、考察サイトで補完しました。
設定などはいいのでどういうことになっているのかまとめてみます。

【1】階段に閉じ込められた男たち
【2】無限の道路に閉じ込められた一家
【3】いかだに閉じ込められた子供
【4】ウェディングドレスの老婆


この4つが鍵となる場面になります。
主な場面として【1】と【2】が描かれ、35年の月日が流れます。
35年が経つと「ダニエル」という男が死に際にこの現象の仕組みと脱出方法を生き残りに教える。
だが、「名前は絶対に忘れるな」「脱出してはいけない」と念を押す。

ところが生き残りは脱出して…

時間軸としては【2】の父親の子供時代が【3】、死に際に託した男は【1】へ、【1】の生き残りは【4】へと35年の無限ループが繰り返されます。

この35年ループは、
・ループ世界は並行世界。ループした世界と、ループしてない世界では違う自分がそれぞれ存在している。
・ループしてない世界で生きている自分へエネルギーを供給しなければならないのでループ世界が存在している。
・ループ世界では必ず誰かが死ぬ。感情のエネルギーのため。
・ループする前に爆発音が起こる。犠牲となる1人が死亡するきっかけが発生する。
・資源は無限。食べ物と飲み物、自分の持ち物も増え続ける。
・昼夜がない。恐らく病気もない。
・35年が経つと、若い人間に引き継がれる。35年過ごした記憶は消える。


と考えると【4】で次の「ダニエル」として引き継ぐのは誰なのだろうか。
ウェディングドレス婆の生死が不明。何故エスカレーターでループしているのだろうか。

ラストでループしてない世界で暮らしている人々が映されていましたが、家庭内不和だったり、逮捕されたりと、皮肉にもあまり幸せとは言えない人生を送っているようです。

パラレルワールド系って怖いですよね。
もしかしたら別次元の自分がループ世界で暮らしているかもしれない。
他のブログで書かれていたけど「5億年ボタン」を思い出しました。
よく「記憶なくなるんだったら余裕で5億年ボタン押すわ」って人いるけど、35年でこの有り様だぞ。


あと何気にキーになってるのが「ハムスター」。

時折ハムスターが滑車を回すシーンが映されます。
【2】の少年が飼っていたハムスターですが、このハムスターも35年生き続けます。
最後ケージを落としてハムスターが脱出しますが、これは35年のループから脱出したメタファー。

ウェディングドレス婆がハムスターを手に持っていたシーンがありましたが、繋がりがよくわからなかったです。
ボールの中に入ったハムスターも映されましたね。


1回観ただけなんで間違っているところたくさんあると思いますが、『トライアングル』とはまた違った感じで面白かったです。

考察記事→http://hound2013.blog.fc2.com/blog-entry-347.html