【石郷岡病院】精神障害者への暴行・殺人は無罪なのか【やまゆり園】

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石郷岡病院、患者死亡 「暴行認定できない」1人無罪判決 カメラ映像不鮮明 千葉(産経新聞) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170315-00000035-san-l12

大変ショッキングな報道が飛び込んできました。
このブログでも何度か取り上げましたが、看護師による暴行の結果、意識不明の重体になり患者が死亡した事件。
2人の看護師のうち、1人は暴行罪で罰金30万円、1人は無罪という衝撃の判決が下りました。
暴行罪よりも重い、傷害罪ですらありません。
保護室内での頚椎骨折は認められているのに、どうして傷害致死罪にすらならないのでしょう。
なんと「医療行為だから無罪」なのです。

>判決後、裁判員5人と補充裁判員1人が千葉地裁で会見。裁判員を務めた男性は「5年前の事件で証人の記憶も風化していて難しかった」と話した。防犯カメラの映像について、女性の裁判員は「ビデオが不鮮明で、なかなか判断がしづらかった」と振り返った。

当ブログでは場面ごとに検証しました。

【精神科】石郷岡病院暴行映像を分析【保護室】
http://hound2013.blog.fc2.com/blog-entry-770.html

これだけの映像が残っていながら判断がしづらいとされるのは悔しいことだと思います。

遺族のブログでは引き続き更新がなされています。
弟のこと。~その陽はまだ沈まない~
http://gunter75.blog.fc2.com/

この判決を受けて真っ先に思い浮かんだのは「やまゆり園」の事件です。
多くの命が奪われた戦後最悪の凶悪事件にも関わらず、世間の反応は冷たく、報道内容も軽いものでした。
もしも被害者が健常者だったら社会はもっと違う反応をしているのでは?と非常にモヤモヤする事件でした。
今回の事件を植松被告が知ったらニヤリとするんでしょうね。

もうひとつ、「性の喜びおじさん」と思われる男性が電車内でトラブルになり、男性3人に押さえ付けられて死亡した事件。
弁護士の見解では押さえ付けた男性らは罪に問われないのではと言われています。
ネットでは「いずれ起こったこと。トラブルを起こす方が悪い」という声が多いです。
もしおじさんが例のおじさんなら、だいぶ前から症状がわかっていたのに理解する余裕を持てなかったのでしょうか。
笑われるだけ笑われて、「トゥレット症候群」「汚言症」のことは結局認知されませんでした。

先進国である日本で精神障害者を医療行為や正当防衛行為で誤って殺してしまっても世間の批判もなく、こうして公然と闇に葬られるのです。
日本で精神障害者の烙印を押された瞬間に命が軽視され、法も味方してくれません。
これは他人事ではなく、将来誰の身にも起こりうることなのです。「自分は絶対に精神障害者にならない」という確信はありません。

今回、石郷岡病院の事件では警察が理解を示し、遺族に尽力してくれたにも関わらずこの結果です。
運良く警察が理解しても裁判官が偏見に満ちているならたとえ命が失われても罪に問われないという判例になってしまいました。
医療行為の中でどんなに悪意のある暴力行為があっても、無罪になってしまうんです。

被害者のお姉さんが仰る通り、

精神科病院へは気軽に行かないほうが賢明です。
ひとたび精神科病院へかかってしまうと、いかようにも解釈されてしまうからです。
精神科の患者だと偏見の目で見られるのです。
映像があっても病院スタッフは無罪になってしまうのです。
裁判でも精神科の患者でしょう?と不利な扱いを受けます。
弟のように、普通の大学生だったのが、ちょっとした落ち込みで気軽に精神科病院へ行って多剤処方され
障害者にさせられ、障害者だからと人間扱いされず司法にも障害者だからと偏見に満ちた判決を受けた
弟が不憫でなりません。と同時に精神科病院と関わることは改めて恐ろしいと感じました。

未だに毎月のように精神科から死亡退院する患者が多く、闇に葬られています。
精神科の事件ではこのように映像という証拠があっても被害者不利となります。
日本精神病院協会は痴呆症は精神病であると言っています。
精神科とは無縁だと思っていても、親が関わる可能性があります。
自分だけは精神科とは無縁だ…果たしてそうでしょうか?

http://gunter75.blog.fc2.com/blog-entry-140.html



本当にそうだと思います。
精神科病院には多くの認知症患者がいます。
自分の大事な人が病院内で傷だらけになって亡くなって帰ってきても何の疑問もなく見送ることができますか?

検察が控訴するよう願うほかありません。


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