「犯人を知った日から6ヶ月」忘れた頃に来る告訴



皆さん、ネットで悪いことしてませんか?
筆者も見に覚えがないわけではないですが、もしかしたら過去の言動がとんでもないことに繋がるかもしれません。
今回は”ネット上における名誉毀損罪・刑事告訴についてお話します。

親告罪は「犯人を知った日から6ヶ月」の間に告訴することが可能です。
しかし逆に考えると、犯人を知った日から6ヶ月以内に告訴しても、警察の捜査で犯人に辿り着かなければ時効が過ぎて捜査ができなくなるということです。
運良く告訴状が受理されても、犯罪性のある書き込みが本人の書いたものだと証明できなければそれ以上の捜査ができません。

では、6ヶ月過ぎれば訴えられる心配はないのかといえばそうではありません。
多くの場合、告訴状を書く段階では被告訴人の部分は「氏名不詳の者」と記述されます。
この記述がある以上は告訴人はたとえ犯人の名前や住所を知っていてもイコール犯人と結び付けられない状態なので、この間「犯人を知った日から6ヶ月」は経過しません。

警察が書き込みを情報開示して、犯人=被告訴人と確定、正式に告訴状に犯人の名前が書き込まれて初めて6ヶ月がカウントダウンされます。

情報開示というのは非常に時間がかかります。
例えばツイッターの書き込みだと数ヶ月から数年かかる場合もあります。
したがって、無期限に告訴が有効というわけです。

1年経ってから、2年経ってから、「この書き込みは名誉毀損罪にあたるので、あなたの家をガサ入れします。逮捕します」ということになる可能性があるということ。
逆に情報開示が失敗して、警察沙汰にならない可能性もあります。
その間、被告訴人は自分が訴えられているかどうか知る術もなく、ただ待つしかありません。

もしも自分の書き込みが相手を傷付けてしまったかもと思うなら、告訴人に示談を申し込むことをオススメします。
運が良ければ、告訴人が取り下げてくれる可能性があります。
相手に自分の名前や住所が知られていないから大丈夫ということはありません。
どのサイトだろうと、書き込んだ時点で指紋や足跡を残しているようなものです。


実は筆者も複数を相手に名誉毀損罪で告訴を進めています。
忘れた頃に警察がやってくるかもしれませんし、何も来ないかもしれません。
それは誰にもわかりません。
警察が書き込み内容を調べて、身辺の情報を調べているという意識は持ってもらいたいと思います。


スポンサーサイト

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。