【アニメ】カードキャプターさくらの思い出

以前「セーラームーンの思い出」と題して振り返ってみたが↓
http://hound2013.blog.fc2.com/blog-entry-647.html

今回は第二次魔法少女旋風を巻き起こした『カードキャプターさくら』(以下CCさくらと略)について振り返ってみよう。

CCさくらとの出会いのきっかけは兄の一言だった。
「本屋行ってこの漫画買ってきて」
自分で行けばいいのに、どうして…と思ったら少女漫画だった。

これまでロボットアニメやミニ四駆に夢中だった兄が一体どうなってしまったのだと困惑した。
いつもの本屋に行くなり自分でも未知の少女漫画ゾーンへ踏み入った。
CCさくら第一巻を手に取り、レジに出して店を出るまで心臓がバクバクしたのを今でも覚えてる。
万引きしてるわけでもないのに。

兄は嬉しそうに受け取った。

自分で読もうと数ページめくったが鳥肌がたった。
てんとう虫コミックスとは違う匂いがする。本まで香りが違うのか。

はー、全くこんな少女漫画の何がいいのかねぇと思って兄がアニメを観てる後ろで自分も観ていた。
そういえば当時の同級生はみんな『レイアース』にハマってて女子の中に入れなかった。

それと同じ作者の作品かぁと…

動物園の話でケロちゃんが力を取り戻し始めるまでは追い付けたが、クロウカード編終盤の記憶が曖昧。
小狼やメイ・リンや月のやり取りがなんか面倒に感じたんだよね。
毎週見れたわけじゃないし。
それからさくらカード編が始まって、その頃には自分が録画していた。

しばらくすると兄は自分で漫画を買ってくるようになり、画集を揃え、ゲームまで買ってきた。


その頃にはもう自分はいつの間にかCCさくらにどっぷりハマっていた。
画集も一日何時間も眺めた。
これは単なる少女漫画じゃない…熱いバトル作品だ、と。
兄は別の意味でハマっていたようだけど…

中でも『テトリス with カードキャプターさくら エターナルハート』というのにハマっていて、隠しキャラクター「メイ・リン」を出現させるにはストーリーモードを8分以内にクリアせよというものだった。

そんなことに何十時間も費やした。
他のCCさくらゲームは比較的児童向けの作品が多い中、これは割と結構大人でも楽しめると思う。
場面コレクションとかもあったし。


それまで魔法少女というと「ひみつのアッコちゃん」「美少女戦士セーラームーン」などなど自分よりも遥かに”お姉さん”が主役だった。

ところがさくら達は連載・放映時、自分とほぼ同年代で感情移入がしやすかったこと、クロウカードを集めてパワーアップし、カードを使い分けながら攻略する点は少女漫画特有のお花畑感を払拭させるイメージにさせた。


結果的にCCさくらは男性オタクを熱狂させ、性癖や人生をも狂わす存在となっていく。
兄だけが男なのに少女漫画にハマってるというわけではなかったことを知るのはテレビ放送が終了して数年後のことだった。
2ちゃんねるには今でも残る「CCさくら板」というのが存在する。
あまりにもCCさくら関連のスレが乱立したためにエヴァ等と共に隔離された板のひとつ。
CCさくらというよりはロリオタ隔離板として現在は静かに活動している。


因みに自分が一番大好きなキャラクターはスピネル・サンこと「スッピー」。

甘いもので酔ってしまう(アニメ版のみ)ところも可愛いし、本来の姿もケルベロスよりカッコイイ。
こいつのグッズを全て集めるのが夢。


少女漫画から距離をとっていた自分が唯一ハマった最初で最後の少女漫画。
CCさくらはもうじき20周年が近づき、グッズのリバイバルなども行われているが、アニメの総集編では知世ちゃんはハッキリと「もう本当に続きはありませんわ☆」ケロちゃん「なんでや~」みたいな感じで終わっていたので、あれは原作者の代弁だったのだなと続編は諦めた。
その後の作品ではゲストとしてちょくちょく登場しているが…



●CCさくらに仕組まれた数々の変態性癖
当時の男性オタクを何故ここまで狂わせたかというと、桜というロリっ子の存在である。
それだけならこれまでも小中学生の女の子が主人公の作品はあったではないかと考えるが桜は特別だった。

毎回コスチュームが変わり、独特のアクション。
最終的には小狼と結ばれることになったり、雪兎に恋したりするが、小狼はさくらカード編までただのライバルでしかなかったし、雪兎とは魔力で惹かれていただけという理由が明らかになったりと実はあまり恋物語として大きく描かれていないのだ。

だから世代が一回りも二回りも違うおじさん達にとって手を出しやすい女の子だった。
ついでに妹属性でもあり、百合変換も可能という万能なキャラクターなのだった。


その他にもBL、レズ、ロリ、ショタ、ケモ、おねショタ…この辺りの描写も全て含まれている。

まず小狼と雪兎。これは桜と同様に魔力による惹かれ合いであった。
桃矢と雪兎の関係も魔力の関係である…が、桃矢の魔力が消えた後の雪兎とのやり取りを覚えていないからなんとも言えない。
公式では「読者の想像に任せる」ということになっている。
なお、桃矢はシスコン説も噂されている。

知世に関しては言うまでもなくガチレズである。

同級生の佐々木利佳は寺田先生に恋をしている。(原作では婚約指輪を交わしている)

秋月奈久留は見た目は女性だが、スピネルの発言から恐らく体は男性である。

柊沢エリオルと観月歌帆は下の名前で呼び合うところを見ると恋仲である。(アニメ版では描写はほとんど無し)
ただしエリオルの場合見た目と実際の年齢が異なっている可能性が高い。
分身の藤隆は30代?なので。
全然関係ないが、エリオルの声優は佐々木望であるが、裏声と表声が使い分けきれてなかったのが残念だったな。
ハサウェイ・ノアのノリでやりゃ良かったのに。


等など、当時の子供たちを困惑させた。


このブログの読者諸君は周知の通りだろうが、自分は大のBL嫌いである。
もちろん当時からBL描写は嫌だった。
しかしながら何故『カードキャプターさくら』を好きになれたかと言うと、これほどまでに性癖を散りばめられたら「BLだけ排除しろ」とも言えない状態だからである。
それにストーリーとして完成度がとても高く、BL作家が排除しがちな異性愛も取り入れ、少年少女の恋の芽生えを描いているのだからCLAMPに対しても文句の言葉が出ない。
単にBL贔屓だけだったらとっくにCLAMPは嫌いになっている。

またCLAMPはCCさくら終了後に「たとえ小狼が女の子でも、年齢がずっと離れていたとしても、小狼が小狼であるかぎり、さくらは小狼を選んだ」とも語っていることからBLだけに固執した作家ではないことが伺える。
知世や利佳の描写はそういうメッセージだったのだと思う。


それから何故かCLAMP作品には腐女子があまり寄ってこないという法則でもあるらしい。
続作の『ツバサクロニクル』や『xxxHOLiC』でもBL描写が露骨であったが何故か同人界隈は実に静かなものだった。

現在ピクシブで検索してみてもほとんどといって出てこない。
「R-18」「腐向け」タグで探しても過疎っている。
腐女子大好きなBL要素がたっぷりなのに一体どうして…

同じ頃腐女子は『テニスの王子様』や『鋼の錬金術師』、『機動戦士ガンダムSEED』といった少年向け作品を荒らし回っていたのだ。これらの作品はタイトル名だけでR-18のBL絵がたくさん出てくるのに。


これが自分がCCさくら及びCLAMP作品を嫌悪しない理由その2。
CLAMPは腐女子を寄せ付けない力を持っている。

もちろん全くゼロというわけではない。

ただ少年漫画のように湧いて腐食させてしまうほどの勢力は存在しないと断言出来る。
だから逆にCLAMP作品は安心して読めるのだ。
少なくとも少年漫画よりマシな状況というだけであるが。

それにBL描写といってもメインのストーリーが大きいからそこまで気になるほどのコブでもないというか。
あと女性キャラクターの描き方が本当に多彩で綺麗だし。
BLだからって女性描写を疎かにしないところがポイント高い。
腐女子がこびり付かない理由はそういうところにもあるのかもね。
「腐女子は女性らしい女性を嫌う」

そもそも腐狙いの作品には近付きたくないらしいし、それもあるのかな。



これってあるコンテンツと同じ傾向を示している。
真夏の夜の淫夢」だ。
ホモしかいないのに何故か腐女子は淫夢にはあまり興味がなさそうだ。
”ホモ”という単語はあまり使いたくないが、
「ホモはホモ化出来ない」

しかしCLAMPがキャラクターデザインを担当した『コードギアス』シリーズは酷いことになった。
そう考えると単純に男性向けコンテンツを荒らしたいだけなのかな?って思えてきたりして。



そういうわけでセーラームーンの記事の時にコメントで質問貰った回答はこれ。
昔も同じようなことをどっかで書いたはずなんだけどなぁ。

まぁ20周年記念でなんかやってくれないかと淡い期待をしておく。
まだキャストだいぶ生きてるし。
ただ知世ちゃんの中の人の喉がね…


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